ト ッ プ アバウト 七 宝 焼 和 服 合 唱 モーちゃん コンタクト ENGLISH

#10
  2004年7月24日(金)

   ただいまあ~。ワタクシ、日本での立体制作修行の旅から戻ってまいりましたあ~。そしてその大汗かきつつ作ったブツは これ!念願の鏡面仕上げの香合です。表面がすごすぎて我が家のフォトスタジオ(台所)の天井(換気扇)が写り込んじゃってますね・・・、失礼(汗)。
   最初は棗の予定だったんだけど、材料がなくてやむなく香合になりました。しっかし鏡面仕上げ、火艶に比べると別格よねー、やっぱ。ある程度の大きさの気合いの入ったアクセサリーなんかに使うとぐーんと格が上がりそう。修行中いろいろあったんですが、ここに書くと長くなりそうなので詳細は コチラ に準備致しました。時間があったら読んでみてね。

  2004年8月13日(金)

   知人の娘であり元生徒でもあるCちゃんが日本から一年振りにモントリオールへ遊びにきました。うちのだだっ広い裏庭でピクニックしつつ近所の農場なんかに連れてってあげようかなと考えていたんですが、台風なんだか何だかがここ2~3日居座っていて(数日前には6時間弱の停電もあったり・・・汗)、この日も朝からびっちり降り続けてました。しょうがないのでうちに引きこもって引率者のAさんもAさんの娘さんのBちゃんも巻き込んでにわか七宝教室することに。通常の七宝教室などに通うと、取り敢えずまず最初に作らされるのは単色。下準備や色の盛り方などに慣れるためなんでしょうが、やはりでき上がりは少々さみしー物になってしまいます。でも今回は一回限りなんだし折角遠くから遊びに来てるんだしってんで、単色だけど上からフリット載せてちょっとカラフルにしてみることにしました。色鉛筆と紙を渡してちゃんと色合わせもやったし。これがその皆さん 堂々の初作 です。ちゃんとペンダントトップになってますですね。すごいですよ皆さん。モントリオールの思い出とは言えないかもしれないけど、ちょっとユニークな記念品になったんじゃないでしょうか。

  2004年9月15日(水)

   砥石を始めもろもろの道具・材料が未だ到着せず・・・っちゅーのは単なる言い訳で、「熱ーい夏」を日本で過ごした私は半ば放心状態でのんべんだらりと二ヶ月近くを過ごしてしまいました。あ、いや、ちゃんと新兵器(ぉ)届く予定です、9月末に。けど10月始めに出店する予定が入ったので小物セクションに8品追加しました。まず七宝ペンで 26番27番、フリットの 28番、銀より線で 29番、噴釉で 30番31番、ミルフィオリの 32番33番 です。日本で徹底的に散財しちまったからちょっとは売れてくれると助かるんだけどなあ・・・(しょんぼり)。

  2004年9月16日(木)

   彫金板はオリジナリティに欠けるという理由で、窯変で使用しない限りは公開していなかったんですけど、在庫の残りが少なくなってきたのでこの種類(芙蓉)の最後の3つ( これこれこれ )を透明フリットで作って上げてみました。なんだか花芯以外見えませんね・・・(汗)。
   私と七宝の最初の出会いは、実はこの技法のペンダントだったんです。高校の時の英語の先生がつけていた、バラの彫金板に透明フリットのペンダント。「先生、それきれいだね。」と当時ピチピチ(制服が?)の高校生だった私は目をキラキラ(おそらく)させて言いました。先生はこれは七宝焼というものだということ、頂き物で先生も気に入っているということを教えてくれたと思います。その時はそれで終わったんですが、卒業のときに何と先生はそのペンダントを可愛らしい小箱に入れて「卒業おめでとう。」と私に贈って下さったのでした。あんなきれいなペンダントをもらったということも嬉しかったのですが、それよりも生徒が随分前に言った一言をずっと覚えていてくれたことに大感激した覚えがあります。そのペンダントは今では技法的にそんな高度なものではないとわかりますが、当時の私には宝物だったし、私の人生に七宝をインプットしてくれたものとして、若かりし頃の思い出とともにもらったままの箱に入れて大事に保管してあります。出所が不明なのでお見せできないのが残念ですが・・・。

  2004年9月17日(金)

   引き続きましての彫金板で、ぼかしのブローチ と、窯変の根付( 56番57番 )です。
   不透明釉薬は高温で焼成すると透明になる性質があり、窯変釉薬はその変化を起こし易い状態に調合してある釉薬です(おそらく)。ところがだからといって透明釉と同じ発色をするかというとそうではなくて、盛りの厚いところは半透明状に、薄いところは透明になる感じなんです。厚いところは色が濃くなるだけ、薄いところは淡くなるだけという透明釉とはその辺りがビミョーに違うわけです。とはいってもよっぽどしげしげと見比べないとわかんないんですけどね。更にこれは私だけかもしれないんですけど、玉虫色というか、貝かオパールのように光を反射するというか・・・をするように思われます。なんちゅーんでしょうね?こういう効果。つか単なる錯覚?
   そこで今回の新作。以前から気になってた「その辺りのビミョーな違い」を検証すべく透明釉と窯変釉で実験してみました。うちのみたいな温度計が付いていない炉では実験もへったくれもないんですがね、実際のところ・・・(涙)。持っている三色の中では水色、紫、ピンクの順で「窯変効果」が現れやすいように感じられます。特にピンクなんかは単に白透かけただけか?みたいな感じに仕上がってしまいます。上限ギリギリの高温で焼くとどの色もすっかり透明化してしまうようなので、これまた温度管理が重要な点となるわけです。温度が不明な上に彫金板の模様も釉薬の色も違うので正確な実験とは言えないのですが、自分的には「その辺りのビミョーな違い」が比較的よくわかる実験結果だったんじゃないかと思うんですけど・・・。

  2004年9月18日(土)

   日本で買ってくるものは道具や材料だけではありません。「ソレ」がないとどうにも都合が悪い。間に合うものがこちらではありそうでない。かくもやっかいな「ソレ」とは・・・。ズバリ!釉薬ケースなのです。最初に買った釉薬群がそろそろなくなりかけてきていまして、似た色を随時新規購入しているのですが(元々の色番号どころかメーカーさえ知らない私・・・)、どうせ買うならとよさげな色も一緒に買いたくなっちゃうのが人情。それで到着するのをワクワクしながら待つわけですが、新規の釉薬用のケースにまで気が回ってないと。ってことは当然到着しても使えないと。イヤ、使おうと思えば使えますが、釉薬を洗ってケースに収めてラベルを貼り、それらを並べて悦に入るという作業(←意外と楽しい)ができないんです。そんな悔しい思いをしている釉薬が結構あったので、今回の帰省では忘れずに買ってきましたですよ、ケース。現在使用中のと全く同じタイプのケースが見つからなくて、ちょっと不満気味ではありますが。
   てなわけで前置き長くなりましたが、今回ようやく日の目を見た新色の半透明を早速使ってみました。既出の ヒスイ と注目の新色 サクラ のイヤリングです。このさくらちゃんは不憫なことに買ったことすらすっかり忘れられていて、ものぐさな私は洗ってケースに収めた後でやおらカタログで確認してようやく半透明だということに気が付いたのです。半透明は色数が少ないですからねえ。これは試さねばなるまいってなわけで。どーっスか?サクラちゃんのかすみ。

  2004年9月19日(日)

   先日英語版の方に第2888番目の訪問者の方から自己申告がありました。全然存じ上げない方です。しかも香港から。素晴らしい世の中になったものです・・・(しみじみ)。私のこの狭く小汚い仕事場から、行ったことのない異国の地へはるばる旅立つ ピンガちゃん。香港でたんと可愛がってもらうんだよぉ~。

  2004年9月20日(月)

   ううう。なんだか予想と違った色になってしまったよ・・・、ペンダントトップの69番70番 ・・・。気分悪いからひと眠りしてから他の作ろっと。

  2004年9月20日(月)  その2

   フンドシ締め直して同じくペンダントを三つ作りました。白花フリットの71番元禄風(?)72番お月さん73番 です。前から気にはしてたんですが、あまり青を使わないせいか青系の釉薬がお年寄りになってきてるみたいなので、小さいアクセサリーなんかでどんどん消費することにしました。青が好きな色っていう人が割りと多いみたいだし・・・(商魂)。

  2004年9月21日(火)

   正しい砥石がなくて有線を作れないという意識が、お手頃アイテムを乱発させているようで、またまたペンダントです。フリットの方 は何を思ったか暗い色ばかり選んでしまって、おてんと様の下で見ないと色がわからない程こい~~のになってしまいました・・・(泣)。透明フリットにした意味がない。もうひとつの方は心を入れ替えて 淡く水色のぼかし です。ええ、がっつんがっつん青使ってますよ。

  2004年9月21日(火)  その2

   ペンダントにしようかイヤリングにしようか迷って迷って結局 イヤリング になりました。ほんでサイトの更新したらこれがなんと300番目の新作であったことに気付きました。うーーむ、多いような少ないような。特に記念すべきような新作でなかったことがちょとくやしい・・・。

  2004年9月22日(水)

   またまた引き続きお手頃アイテムのイヤリングです。あんまり凝っちゃうとお手頃にならないからと思って、リースのように透明フリットを置いて焼いたら、でき上がったのはあらやだ~~ん、抱腹のお笑いアイテム。透明の赤フリットは溶けないの知ってたんですけど、水色も溶けないとは露知らず、結果的にはこれはまさしくドヤ顔のウルトラの父・・・。こーなったら母も作らねばなるまい(嘘)。
   ところで最近スキャナを買い換えたんですがどうも具合がよろしくない。薄型軽量で電源要らずなのは良いのですが、平面しかスキャンできない。正確にいうと、アールがきつかったり今回のみたいにモリモリッとでっぱっているところがあったりすると、スキャン台に密着していない部分が派手にボケる。要するにド近眼なんですね、このスキャナ。何とかならないかなあ。ドライバに立体用プラグインなんてついててくれないのかしら。

  2004年9月22日(水)  その2

   次はちょっと手の込んだの作ろうと思って何か良い素材はないかなーと材料箱をゴソゴソしてたら、初めてかすみ七宝を実験した時 の銅板が出てきました。一応半透明ということになっている黄オレンジを使ったものですが、かすみ七宝には使用不可ってことがわかり、そのあと放置してあったんです。銅板自体には何の落ち度もないので、「ちょっと手の込んだの制作」は後回しにして、いきなり銅板再生プロジェクト発動。釉薬をある程度はがしてやすりをかけて磨いて洗って。でも完全にはとれなかったので不透明の黒と不透明のフリットを採用。それでは登場していただきましょう、美しく生まれ変わった ペンダントの76番さん ですっ!!結構かわいいっしょ。

  2004年9月23日(木)

   こんなこと書いちゃ怒られそうですが、私はアクセサリーをほとんど身に付けません。自分の作るものが自分の持っている服に合わないので。・・・てのは建前でずぼらでいつもずるずるした格好してるからデース。唯一付けるとしたらヘアピンですね。実際、自分用に作ってそれが売れちゃったらまた自分用に作ってってパターンが続いてました。でもここ一週間ほどアクセサリーをガンガン作ったので、次は目先を変えてヘアピン作ろかなと。銀糸のバレッタ18番19番 です。こういった銀糸とか平脱とかは、大抵は単色なので見た目は地味なんですが、その分釉薬の色をいかにきれいに出すかがポイントになってくるので、フリットやミルフィオリみたいなマルチカラーより神経使います。まず銅板はしつこく叩いて表面をきれいに整え、釉薬は厳重に水洗いし、ひたすら薄く薄く色を差して焼成を重ねる。今回の銀糸もその努力の甲斐あってきれいに仕上がりました。こいつらも自分のにしようかなとか考えて始めている私・・・。

  2004年9月24日(金)

   そろそろ息切れしてきました。裏庭を散歩しつつ次は何を作ろうかと考えました。アクセサリー飽きちゃったしぃー。バレッタは昨日作ったしぃー。有線は砥石がないからできないしぃー。今たっぷり余ってるものと言えば銀箔の切れっ端ぐらいかー・・・。て訳でいきなり 灰皿 作ることにしました。この銅板自体は前世紀から持て余していた(ぉ)もので、直径10cmと小さな灰皿(というより小皿?)なのでお客様用にでもするかなと考えて温存してたんだと思います。その昔七宝教室の生徒さんがこれぐらいの大きさの銘々皿を平脱で作っておられたのをふと思い出しまして、灰皿なんだからまさか有線にする訳にもイカンだろうし、ちょうど切れっ端たくさんあるから私も平脱で作ってみようかと。一回目の色差しで裏面の釉薬がガサガサ落ちて困っちゃいましたが、割りと良い感じに仕上がりました。とんがり型のお香焚くのにピッタリな感じー。

  2004年9月25日(土)

   かすみ七宝で イヤリングブローチセット を作りました。謎のモチーフとなっていますが、盛り上がったかすみを目指した練習台です・・・。次はこのセットより一回り大きいのをさくら色の方で作ろうかなと思ってます。モデルさんはうちの庭の真紅のバラなんですが、現在さくら色と真紅とどう調整したもんだか思案中・・・。

  2004年9月26日(日)

   さくら色で真紅のバラをどうやって表現しようかと 小さいピアス にさくらと濃い赤を使って試してみたんですけど、やっぱりかすみはかすみ、ぼや~んと白く模様が浮かび上がるのが良いようで、なんだかへんちくりんな色合いに・・・。白か~・・・。おまけに今週末には到着するはずだった砥石もまだ届いてないしさ・・・。ぐっすん。

  2004年9月27日(月)

   貧乏性の私は吹き飛ばしてしまう釉薬がもったいなくてついつい敬遠しがちなんですが、書割りやってみました。メイプルのプチ額 です。下地に不透明の赤を使用してみました。色を入れようかどうしようか迷ったんですが、随分久し振りの書割りだったせいか赤と白のモノトーンが新鮮に感じられて、思い切ってこのままにしておくことにしました。しかしこの赤、こちらで買った釉薬なんですが、噴釉しやすい(と言われている)電通色より遥かに噴釉しやすい!なんじゃこりゃーってくらいの噴釉です。面白くなってきたので勢いで ペンダント も作っちゃいました。噴釉度の実験も兼ねて(←コレばっか・・・)電通も一緒においてみました。でき上がりを見ると同じくらいの噴釉度ですが、実は電通の方はあんまり噴釉しなかったので砥石かけて無理やり引っ張り出してあります。実験っていろいろやってみるもんだよなあ、うむうむ。

  2004年9月28日(火)

   私が銀巻きをあんまりやらないのは こんな感じ になっちゃうのがイヤだからです。これが有線なら使用釉薬が多くても境界線があるので思い切り施釉できるのですが、多色や無線だと何だかスカスカした感じになってしまいます。透明感がありすぎて深みがないというか・・・。あんまり濃い色を使うと折角巻いた銀箔が隠れちゃうしね。銀巻きに適した柄を脳みそ絞って考えれば良いのかもしれませんけど、ホラ、根が怠け者ですから私・・・。

  2004年9月28日(火)  その2

   何だかチロチロと揺れてかわいいのが作りたくなって、はあと型のペンダントの 78番79番80番81番 を衝動的に作りました。なんで4ついっぺんに作ったかというと、銅板から切り出す時に最も無駄の少ない切り出しを狙ったからです。けど狙ったとおりに切れず切っちゃったからには作るしかないという事態に・・・。ところが模様は一つ分しか考えてなくて、チロチロ揺れるとはいってもイヤリングじゃうっとおしそーなのでペアにもできないし、めんどくせー!てな感じではあととは程遠い「天と地」を入れたと。むふーん、コレは明らかにここの人にセットで買わせようという魂胆。

  2004年9月29日(水)

   ここ何日間かガンガン作って(有線以外・・・)でき上がりを並べて眺めてみると、ブローチ周辺が数的にも色的にもこころなしか寂しげだったので 無線のブローチ を作りました。有線と違ってやさしい感じに仕上がるので、模様の制限は出てしまいますが(オニ細かいのはできません)結構好きなんですよね、無線。自分作っておきながらおこがましいのですが、今回のはカナーリ気に入ってます。調子に乗って月夜のシリーズ、もう何個か作ろうかなあ。

  2004年9月30日(木)

   砥石不在(まだ届いてなーい!)を理由に有線をしない反動からか、普段あんまり活用しない技法を片っ端から試してる私です。今回は マーブル七宝 敢行してみました。マーブル七宝は一見簡単なように見えるんですが(炉の中で引っ掻き棒を使ってグリグリとかき回すだけ)、これがなかなかどうして計画段階に結構アタマ使います。どの釉薬をどう配置するかで悩み、更にそれをどう引っ掻くかで頭を抱え、挙句にあちちあちちとモタついているうちに釉薬が冷えて引っ掻き棒もろとも固まってしまう。ええ、お約束のステップまっしぐらでしたよ(涙)。それでも気合入れて模様考えたのでグリグリが難航したわりにはまともな、っつーか予定通りの模様になりました。今回の教訓:あんまりしつこく焼くと不透明白は不透明黒に飲み込まれてしまう、でした。

  2004年10月1日(金)

   ずーっと以前、まだ私が七宝ビギナーだった頃に初めて作ったマーブルのブローチっつーのがありまして、これがまた配色も変だしインパクトもないので画像すら残してないという代物なんですが、そいつがこのたびとうとう廃棄処分に。正確には釉薬を剥がして銅板を再利用することにしました。使い物にならないくせに直径5cmもある円形なので捨てるには忍びなく、真鍮線のブローチ に作り変えちゃいましたー。ちゃちゃっと作ったわりにはどっしりした感じに仕上がったんじゃないかと思います。やたらと噴釉する不透明の赤を大いに活用してアクセントにしてあります。

  2004年10月2日(土)

   アクセサリー飽きた飽きたと言い出した頃から このかわいい小瓶60番61番 )を意識していたんですが、使う身になって考えてみるとあんまり小さ過ぎて使い道が限られるかもねえなんて思ってます。でもとっておきのビーズとかジェムストーンなんかを仕舞っておくのに良いかなと思って作ってみました。真鍮線は何度も焼くと釉薬が剥離してしまうので二回焼成で終わりです。

  2004年10月3日(日)

   真紅のバラをさくら色のかすみでやってみるという試みをあっさり断念した私は、代わりに菊の花で イヤリングブローチセット を作りました。作品の制作自体は慣れたモンなんですけど、画像の色合いがどうもうまくいかない。スキャナは青味がかって撮れちゃうし(ド近眼なのでこのタイプはどちらにしろダメなんですけど)、デジカメで撮ると電灯のせいかどうしても黄色がかるし、昼間の明るい時に撮ると周りが写り込んじゃうし・・・。何しろ七宝は色が大事だから毎回毎回色の修正がそりゃもー大変。どなたか小物撮影の傾向と対策教えてくださいませんかー?

  2004年10月4日(月)

   何でも今ブローチをつけるのが流行っているそうで、密かに好評の 波紋の平脱 と、デカイのが取り柄の 牡丹の彫金板 を頼まれました。平脱の方は茶から金のグラデで分かりやすいんですが、彫金板の画像は実物と色が相当違っています。んもー、この牡丹みたいな微妙でシックな色系は、スキャナ使おうがデジカメ使おうがジョーダンでしょ?それ、っつー色で撮れてしまう。直せば直すほど遠くなる。何とかしてくれ、もー。

  2004年10月11日(月)

   去年窯変で 失敗した三つ を何とか復活させられないものかと、彫金板なのに無理矢理釉薬をはがして再利用してみました。普通の銅板のようにとんかちでガンガン叩くわけにいかないのでペンチで割りながら様子を見てみたら、彫金板って薄いのねー、手でべコベコすれば簡単に曲がりました。はがれにくいところはヤスリで強引に擦り取ったり酸につけたりして、三つとも何とか使えるようにして再度窯変でリトライ。青色の窯変ピンクの窯変 は成功したんですけど、紫色 はうまくいきませんでした。銅板の表面がキズだらけだったからいつもより厚めに盛って心持ち甘焼きにしたのが良くなかったのかな。
   その甘焼きのせいというかお陰というか、青色はまっことキレイな半透明になりましたね。前にちょうど同じ釉薬と彫金板で作ったのがあったので、その二つの 比較画像、どうぞ。左側が透明になるまで焼いた窯変青、右は半透明で止めた状態の同じ釉薬です。同じ釉薬とは思えませんね。かっこいいなあ。

#10