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#11
  2004年10月23日(土)

   一ヶ月半待ってようやく砥石が到着しました!到着が遅れた原因はテロ。イヤ、荷物がテロにあったわけじゃないですよ。某隣国の圧力で今年に入ってからカナダ税関の取締りがぐんと厳しくなってしまい、私の砥石の入った小包は無残にも開封されて釉薬の入ったプラスチック容器を裂かれ(もちろん中身はジョジョ漏れ)、挙句に300ドルもの関税が課せられてしまったのでした。待ちに待った到着だったので即座に納金してしまいましたが、後でじわじわ腹が立ってきました。・・・とこのままいくとお役所への不平不満がえんえんと続きそうなので小包の一件はこの辺で切り上げて。
   ちょうど折り良くペンダントの頼まれ物があったのでブランド物(?)の砥石を駆使して 艶消しのペンダント を作りました。が、今日の制作日誌は作品の云々より本物の砥石がいかにすごいかに終始です。九鬼先生のところで本物砥石を使わせてもらっているので、ある程度は予想できていましたが、普段作り慣れているサイズで実際に艶消しにしてみると前のニセモンがいかにニセモンだったかを痛感しました。うっかり前の調子でごしごしやると砥ぎ過ぎてしまうほどです。前は艶消しにするのに何時間も砥いでたんですからエライ違いです。あれから見ればあっという間でした。あああっ!一ヶ月半も待った甲斐があったわってなもんです。あ、でもその一ヶ月半の間有線を全くしてなかったので勘が狂ったのか、実はこの艶消し、こっそり作り直しての二個目です。だって 溶けちゃった んだもーん。(てへ)

  2004年10月24日(日)

   同じく頼まれ物、といっても前作の 第二候補のペンダント です。折角の砥石実験のチャンスだし、どうせ作るんだからってことで。やっぱいいわああ、砥石。この砥石自体は9cm×5.5cmと結構大きいものなのでアクセサリーなどの研磨に使用するにはちょっと大き過ぎるんです。そりゃそうですよね、大きな立体物にも皆さん使用されてるわけですから。だから例の ニセモノ はアクセサリー制作には持ってこいのお手頃なサイズ&価格だったわけですよ。当時はあんなんでも画期的な優れものでした。実際先生を始め何人もの生徒さんが購入されてましたし。あの時一緒に買った人達はいつ頃気が付いたんだろう。鰯の頭も信心からで、これはそんなもんなんだと信じ込んで何年も苦労しながら使ってる私みたいな人、結構いるんじゃないのかなあ。私の場合は一人でやってるから余計発見が遅れたんだろうけど・・・(遠い目)。話がズレましたが、そんな感じなんで、そのデッカイ砥石を大と小の二サイズに切り分けて使うことにしました。念願の、羨望の、新品の、そして高価なこのダイヤモンド砥石 にはさみを入れるのは相当抵抗がありましたが、一旦切っちゃうと使い易くてこりゃいいやってなっちゃいましたよ。(笑)

  2004年10月31日(日)

   華奢では初登場の 透胎七宝のペンダント です。透胎七宝というのは、銅の素地板を使わずに銀の外枠の中に直接ミルフィオリを並べたり植線したりする技法です。素地板がないためステンドグラスのように光を通して何とも可憐な感じに仕上がります。壊れやすいのが難点といえば難点。昔は雲母の上に外枠を置き直接施釉したのですが、今ではセラミック板とかセラシートとかいう便利で使いやすいものがどんどん開発されて、皆さんもっぱらそっちの方を使用されているようです。私も今回の帰省でセラミック板やら銀の外枠やらを仕入れたので早速試してみることにしました。ところが何を考えたか私は銀の外枠を使ってしまう前に実験的にミルフィオリだけを焼いてみようと思ったのでした。ガラス系の人の作るようなコロンとしたミルフィオリが作ってみたかったのです。結果は悲惨。後でわかったのですが外枠がないとミルフィオリがセラミック板からはがれなくなってしまうのだそうです。特に有効なはがし方もないそうで、割れるのを覚悟で力尽くではがすしかないってことでわたしゃ泣く泣くはがしましたよ・・・(涙)。もちろんセラミック板、割れちゃいました。二枚しか買わなかったので残りあと一枚・・・。独学は時間とお金が無駄にかかります・・・。銀の外枠を使った本番の方は、なんでやねんってくらい簡単にはがれました・・・(涙)。これで確実に成功するとわかったので有線の透胎やるの楽しみだ~。

  2004年11月1日(月)

   引き続き 透胎七宝のペンダント です。今度のはミルフィオリじゃなくてちゃんと銀線置いて透胎らしいのを作ってみました。本格的な透胎になると銀線と銀線、銀線と外枠の接点をロウ付けするらしいのですが、そんな設備はうちにはないので耐久性に甚だ不安を感じますが銀線置くだけバージョンで作ってみました。とにかくどんな感じになるのか早く見たかったので、植線はかなーりてきとーです・・・(汗)。で、透け具合なんですけどなんか思ってたよりも透けてませんねえ、釉薬。もちろん厚さが1.2mmしかありませんからバックの色によって濃くなったり薄くなったりはしますけど。こんな感じ

  2004年11月5日(金)

   艶消しのペンダント をつけてお出かけしたら人に「おそろいのイヤリングはないの?」と聞かれたので セットのイヤリング を作りました。ほとんどデザイン変えずに縮小したかたちです。ペンダントの方に装飾ビーズを付けたので、イヤリングにも小さいビーズを付けてみました。セットで ドンッ

  2004年11月7日(日)

   植線したまま色をどうしようか迷ってしまって作業が止まっていた ペンダント を無理矢理仕上げてしまいました。こぉ~んな感じっていうイメージはあったんですけど色を入れてみるとなんか違って見えて煮詰まっていたのです。でもあんまりあれこれ考えていても余計にごちゃごちゃになってしまいそうだったので、適当なところで妥協・・・。

  2004年11月12日(金)

   はあ~・・・、やっぱりこういう系の模様がやりやすいわー。ちょっとぼてんとしてるんですけど ペンダント です、これ。こういうの作ると家人はいっつも「曼荼羅だね。いいねえ~。」なんて言うんですけど、当の私にはそんな意図は全くなく、そうなのかなあなんて思ってネット辞書で調べたら、『画面に諸仏を描いた図形や象徴的に表した記号を特定の形式で配置し、悟りの世界や仏の教えを示した図絵』ということだそうで。・・・これが曼荼羅なわけないじゃん(汗)。けどこの曼荼羅もどき系の図案は植線がし易いのであと3つほど続きます。

  2004年11月13日(土)

   第二弾 ペンダント です。茶系の曼荼羅もどきです。薄紫に見えるのはグレーなんですけどね。画像の色調整が相変わらずうまくいってません。前回のピンク系 と比べると銀線がずっとはっきり見えるみたいですねえ。表面も艶がより出てるって感じ。最後の砥石を丹念にかけたからかしら。もしそうならピンクの方の研磨をやり直したいところだけれども、艶消しでロウ引きしちゃってるしなあ。しまったなあ。

  2004年11月14日(日)

   第三弾 曼荼羅もどきペンダント です。画像では暗くてよくわからないんですけど、今回のは深青緑色なんですよー。スキャンしてもデジカメで撮ってもこの緑色は実物の色にできませんでした。なんでじゃーーっ!色はちゃんと出ないくせにスアナはちゃっかり写ってるし・・・。

  2004年11月15日(月)

   シリーズ最終作品、青色 の曼荼羅もどきです。このパターンは当初はオレンジ色と黒色のコンビネーションで作る予定だったんですが、なーんかやっぱりしっくりいかなくて急遽この色に変更しました。四個目ともなるとさすがにコツがつかめてきて、研磨も楽勝楽勝。
   ところでこのシリーズ、すべて艶消しということにしてますけどほとんど艶出てるんですよねー。ただほんとの艶出し仕上げと呼ぶには工程が少々足りていない。本気で鏡面仕上げにしようと思ったら砥石があともう二種類ほどと、魔法の粉かけて研磨ってのが必要になってくるんです。魔法の粉はあるんですけど砥石は買わなきゃ無い・・・。こっちでも買えるといいんだけどなあ。取り寄せてまた税金払わされたらシャクにさわるもんなあ。

  2004年11月18日(木)

   どこまで再利用できるかの大実験っ!だいーーーぶ前に ミルフィオリの実験 で使った銅板(三角の方)をつぶして、艶消しのブローチ を作りました。前回の窯変リサイクル も掟破りでしたが、今回のは変身度数から言うと高レベルの大変身といってもいいんじゃないかと思ってます。何しろそれまでブツブツのおでき状態だったんですから。リサイクルだからって手を抜いた訳じゃないんですけど、銀線が一本傾いちゃいました。さてどこでしょー。どうも第一焼成で背景の黒に引っ張られちゃった感じ。

  2004年11月19日(金)

   同じく ミルフィオリの実験 の銅板再利用(中空きの方)で 艶消しのペンダント を作りました。マイブームの艶消しにしてはありますが、中抜きのデザインが中途半端で何だか気合いが入らず、銀線も切れっ端の再利用だし模様も超てきとー・・・。研磨までてきとーにしてたもんだから途中で落っことしてヒビが入ってしまいました。結局ヒビを消すのにもう一回焼くはめに・・・。てきとーにも程度があるってことですな。

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